最近は、コンビニやスーパーに行くと様々な種類のヨーグルトが発売されています。
プレーンなタイプから少し固めの物、飲むヨーグルトもあったり、凍らしたフローズンタイプもあります。
ヨーグルトはお腹の調子を整えてくれるのはもちろん、花粉症予防や免疫力を高めてくれたりなど、色々な健康効果があるようです。
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ヨーグルトってお腹にいいの?腸年齢を若くするって本当?
ヨーグルトに含まれている善玉菌と言われる乳酸菌は腸に対してよい働きをしてくれます。
実際、様々なヨーグルト製品が消費者庁によって特定保健用食品(トクホ)として許可を得ています。
例えば、私がいつも愛飲している、明治ブルガリアのむヨ-グルトLB81プレーンでは、許可を受けた表示内容として、
LB81乳酸菌の働きにより、腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保ちます。
引用
健康や栄養に関する表示の制度について | 消費者庁
とあります。
ですので、効果効能をうたうことができないサプリメントと違い、トクホのヨーグルトにはお腹の調子が良好になる効果はあるでしょうし、私自身も効果を実感しています。
人間の腸内には100兆個以上の細菌が存在するそうで、体に良い働きをしてくれる「善玉菌」がいれば、体に害を及ぼす「悪玉菌」もいます。
なかには、状況によって良くなったり悪くなったりする「日和見菌」などという菌もいるようです。
赤ちゃんが生まれたばかりの時は、腸内細菌の90パーセント以上が善玉菌であるビフィズス菌が占めているそうですが、年を取るにつれ年々減っていきます。
ですので、腸内環境を整えて腸年齢を若くするためにも、乳酸菌(ビフィズス菌やヤクルト菌など)を食品として日常的に摂るようにしたいですね。
ヨーグルトは毎日食べ続けた方が効果がいいの?
「ヨーグルトは毎日食べ続けた方が効果的」
とよく聞きます。
実際、その方が効果があるようですが、ただ、食品には向き不向きなど人によって個人差があります。
自分に合わない食品を無理をして毎日食べたら体に良くないのは当然ですし、一部のお医者さんによってはヨーグルト自体が体に良くない。という人もいます。
あくまで、人に聞いたから毎日食べるのではなく、まず食べてみて自分に合いそうだと判断してから毎日食べたらいいのではないのでしょうか。
そして、いくら健康効果が高いと言われるヨーグルトを食べたとしても、病気は治りません。
例えば、トクホではありませんが「LG21」というヨーグルト製品があります。現在は「リスクと戦う乳酸菌」というように曖昧な表現をしていますが、この製品は以前から「ピロリ菌を減らす効果がある」ってことで一部の人には人気があるんです。
けどですね。この製品にピロリ菌を減らす効果があるのかもしれませんが、ピロリ菌を完全に除菌することはできません。
もし、完全に除菌できるんでしたら、それは食品ではなく医薬品です。
ピロリ菌は減らすだけじゃ意味がないんですよ。完全に胃の中から無くしてしまわなければ胃の状況は変わりません。
ですので、胃の調子の悪い人がヨーグルトでピロリ菌を減らすなんて無駄な考えはやめましょう。すぐにでも病院に行って下さい。
ホリエモンが警告!胃がんになりたくなければピロリ菌検査を受けよう
こちらにも書きましたが、胃の調子が悪い人はピロリ菌検査を受けることをオススメします。
ヨーグルトでごまかしているうちに、胃がんになったらシャレになりませんよ。
どちらにしても、胃であろうが腸であろうが、体調に何らかの症状がある場合は、トクホで何とかするなんて考えずに病院へ行きましょう。
最後に
実際、数多くのヨーグルト製品が、特定保健用食品(トクホ)として許可を得ています。そのことで分かるように、ヨーグルトにはおなかの調子を良好に保つ健康効果があることは間違いないでしょう。
現在、日本では食事の欧米化などにより大腸がんが増えているようです。
そして、大腸がんを予防するためには腸内環境を整えるのが第一でしょう。
特に、肉を食べることが多い人や、野菜が不足しがちな人は、ヨーグルトを欠かさないようにしたいものです。