当たり前ですが、地震はいつどこで来るのか分かりません。
地震は予知できないそうです。
東京では放映されていませんが「そこまで言って委員会NP(旧-たかじんのそこまで言って委員会)」という関西圏では絶大な人気を誇るテレビ番組があります。
この番組をご覧になっている視聴者ならご存知だとは思いますが、東京大学大学院教授のロバート・ゲラーさんが独特のおちゃめな日本語で、
「地震は予知できません」
と、いつも言い切っていますからね。
そして、ゲラー教授はこうも言っています。
「地震は日本中のどこにでも来る可能性があります」
ようするに、地震なんて予知できないので、日本に住んでいる限り今日明日にでも地震が来るかもしれません。なので備えを万全にして下さい。
ということなんですね。
ですので、あなたが日本に住んでいる限り、いつ地震が来てもいいように、最低限のものは用意しておきましょう。
スポンサードリンク
これだけは用意しておきたい持ち物・防犯グッズリスト
枕元に置いておきたい持ち物
運動靴(スニーカー)
建物が倒壊しなくても、ガラスや食器などが割れて部屋の中に散乱しているでしょう。そんな中を裸足で歩けば怪我します。
スリッパでも無いよりはましですが、保護する部分が少なくなりますし俊敏に動けません。
どうせなら、運動靴にしましょう。安いので十分です。
軍手
手の怪我の防止です。あなたの部屋や家のドアは開かないかもしれませんし、何かが倒れて動かさなければならないかもしれません。強い力を入れるときに軍手があれば安心です。
笛(ホイッスル)
建物が倒壊して閉じ込められて身動きが取れない場合に、救助する人に居場所を伝えやすいです。もしかすると、これがあったおかげで「あの時助かった。」となるかもしれません。
懐中電灯
地震は昼来るか夜来るか分かりません。暗かったら身動きとれませんよ。電池切れには注意して下さい。
メガネをかけている人はメガネ
これもなければ非常に不便です。
なお、せっかく枕元に置いたとしても、それが地震で遠くへ飛ばされたら全く意味がありません。これらのものは袋などに入れてベットの足など何か動きにくいものに括り付けておいて下さい。
地震が起きた時すぐ持ち出したい持ち物
まず、今すぐ家から脱出しないと身の危険が迫っている場合は別ですが、風呂やバケツなどにできる限り水を溜めましょう。
例え水道が止まっていたとしてもマンションだと屋上に貯水槽があるので、まだいくらかは水が出ます。
この時溜めた水が、後に家に戻った時に水洗トイレ用の水として非常に役に立ちます。
貴重品
肌身離さず持ち歩けるようなウエストポーチなどに入れると便利です。身分証明も忘れずに。
1~2日分の水
取りあえず持ち出すものとしては1人1日1~2リットルを1~2日分程度。
状況によってはもう少し多く必要かもしれません。
なお、これとは別に備蓄用として、家には1人1日3リットルを3日分程度以上は用意しておきたいです。とにかく、水洗トイレ用としても水は貴重です。
1~2日日分程度の食料
そうとうへんぴな場所に住んでない限り、救援物資が1日~2日で届き始めるでしょう。なので、多くの食料は荷物になるだけです。
ただし、これは健康な大人の場合に限ります。
乳幼児や老人、病人などがいる場合は、それ相応の食料は準備しておくべきでしょう。
どちらにしても、基本的に火や水が無くても食べれるものがベストです。
なお、これとは別に自宅にはカセットコンロとガスボンベ、レトルトの食品などを3日分程度以上は用意しておきたいです。
非常用簡易トイレ
何かとあれば安心です。
懐中電灯と電池
枕元に置くのとは別にある程度しっかりしたものを用意しておきましょう。
携帯ラジオ
情報収集にあれば便利です。
スマホと充電器とソーラーチャージャー
スマホの電源を確保するためにソーラーチャージャーは用意しておきたいです。5,000円前後で販売しています。
小銭
スマホが通じない場合など公衆電話用。
最後に
以上、地震に備えて枕元に置いておきたい持ち物と、持ち出したい持ち物に分けてリストアップしました。
ただ、枕元に置いておきたい持ち物はともかく、地震が起きた時にすぐ持ち出したいものは人によってかなり変わってくると思います。
ですので、あくまで参考程度にしてもらって、自分なりの持っていくものを決めて準備しておきましょう。
地震はいつ発生するか全く分かりません。先延ばしせずにきちんと対策して下さいね。