お酒は大好きだけど健康のことを考えて「休肝日」を設けている人は多いでしょう。
逆に、「休肝日」なんて難しいし自分には絶対無理。ということで毎日お酒を飲んでいる人も少なくないと思います。
「酒は百薬の長」とも言われますが、飲みすぎると体に悪いのは間違いないですし、酒飲みの誰もがそんなことは分かっています。けど飲みすぎるんです。
では、実際の話、休肝日って必要なんでしょうか?
休肝日は無意味だし不要だという説もたまに小耳にはさんだりしますが本当はどうなのでしょうか?
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酒飲みには中々できない休肝日!本当に必要なの?
自分から進んで休肝日を設けている人は素晴らしいと思います。ぜひこの習慣を続けられたらいいですね。
そして、そんな人とは逆に、何度休肝日にチャレンジしても無理だった人もいるでしょう。
実は何を隠そう、私がそうなんです。
今まで何度か休肝日を設けようとしましたがとても無理でした。とにかく、お酒を飲まないと寝れないんですよ。
幸いにも健康診断の結果、ガンマGTPなどの肝臓の数値は正常値ということもあり今も毎日年中無休でお酒を飲んでいます。
とは言え、仮に数値が正常だとしても毎日お酒を飲み続けていて本当にいいのだろうか。とは常々思っていました。
そんな時に、テレビで私にとってありがたいことを言っている人を見かけたんですね。
その、ありがたいことを言ってくれた人は、
医師であり医療ジャーナリストでもある森田豊さん。です。
テレビの医療特集などによく出演されているのでご存知の方も多いと思います。
この森田豊さんが、サンテレビで放映している
カツヤマサヒコSHOW
に出演していた時に、
「休肝日はつくらなくてもいい」という趣旨のことをおっしゃっていました。
私としては「我が意を得たり」という感じで思わずテレビに見入ってしまいました。そして、そんな森田さんが休肝日のことなど様々なやめたほうがいいことについて書かれた本を出版されました。
今すぐ「それ」をやめなさい!
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休肝日は無意味なの!休肝日より大事な事とは?
森田さんの本の、
「休肝日をつくるのをやめる」という章には、そもそも休肝日という概念は日本特有のものらしく、
海外の専門家の多くは、
「肝臓を休ませることがよいという科学的な根拠は薄い」と判断しています。
「飲みすぎの人に注意を促すために休肝日が生まれた」、つまり単なる心理的効果、戒めとして「休肝日」といわれているのかもしれません。
と書かれています。そして、結論として、
1週間のなかに休肝日をつくってもつくらなくても、結局は1週間に飲むお酒の総量が肝臓へのダメージ度を決めているわけです。
としています。ようするに、いくら休肝日を設けても飲める日に無茶飲みして総量が多くなれば肝臓にはよくない。ということなんですね。、
休肝日明けに、
「我慢した分もいっぱい飲むぞ~。」
とやってしまうとあまり意味がないどころか逆効果のようです。
飲みたければ毎日お酒を飲んでもいいですが、あくまで適量のお酒に限るということです。
ちなみに、ビールだと日本人の適量は1日に中ビン1本(500ミリリットル程度)なんだとか。
酒飲みにとってビール中ビン1本はあまりにも少なすぎます
現役の医師である森田さんが「休肝日は不要」と言ってくれたとしても、毎日の適量がビール中ビン1本ではあまりにも少なすぎる。と思った方が大半だと思います。
私も当然そうで、毎日それよりもはるかに多い量を飲んでいます。
適度の飲酒なら休肝日は不要かもしれませんが、私のように量を多く飲むのなら休肝日はやはり必要なのかもしれませんね。
まぁとにかく、お酒をよく飲む人は健康診断をきちんと受けて、問題がある場合はお医者さんの指示に従うのが一番です。
最後に
適量の飲酒なら休肝日は不要かもしれませんが、それなりの量を飲む人はお酒の総量を減らすためにも休肝日を設けた方がいいようですね。
ただ、私にはとても無理ですけど。