チョコレートは甘くて美味しいですよね。子供から大人までみんな大好きです。甘いもの好きの人なら、食べ始めるとやめられない人も多いでしょう。
けど、チョコレートって昔から、食べ過ぎるとニキビができる。って言われなかったですか?
なので、そんなイメージから、もしかするとチョコレートって健康や美容に悪いの?と思われている人もいるかもしれません。
けど本当は、チョコレートってとても健康効果があるお菓子なんですよ。
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チョコレートにはカカオマスポリフェノールがいっぱい
最近よく、テレビの健康番組などでポリフェノールって言葉をよく聞きます。
ポリフェノールは、植物が光合成する時にできる糖分の一部分が変化したもので、植物の色素や渋み・苦味の元になる成分のことです。
そして、このポリフェノールは、人体にとって有害である活性酸素を取り除いてくれる抗酸化作用を持っています。
しかも、植物による抗酸化力はとても強力なんです。
よく樹木で樹齢何千年とかありますね。
例えば、日本三大桜である山梨県の山高神代桜は樹齢2000年ですし、屋久島の縄文杉は樹齢3000年以上だとも言われています。
人間を含む動物は、こんなに長く生きることはできません。
このように、動物にはない植物特有のポリフェノールは健康効果が強力です。
美白や美肌効果があるカカオマスポリフェノール
そんなポリフェノールですが、チョコレートの原料であるカカオにはカカオマスポリフェノールがいっぱい含まれているんです。
その強い抗酸化力によって、紫外線などによる肌の酸化を予防するので美白や美肌効果が見込めます。
さらに、血液中の活性酸素も抑え込むので、コレステロールが沈着し血管にこびりつくのも防ぎます。よって、動脈硬化も予防してくれるんです。
カカオマスポリフェノールには気分をリラックスさせる効果があります
カカオマスポリフェノールにはストレスをやわらげる効果が認められています。そして、緊張をやわらげて気分をリラックスさせてくれます。
さらに、カカオ固有の成分であるカフェインの一種のテオブロビンは、自律神経を整えて血行を良くし、神経を鎮静化させてくれる働きがあります。
カカオプロテインで腸内環境を改善
カカオにはカカオプロティンというタンパク質が含まれています。
このカカオプロティンは難消化性という消化されにくい性質をもっているので、小腸までで消化吸収されずに大腸まで達します。そのことにより、便のカサ増し効果があり排便量が増加します。
さらに、腸内細菌のエサとなって腸内フローラの状態もよくなります。
それらの効果により、腸内環境が改善されることにつながります。
最後に
チョコレートには美白や美肌効果をはじめ様々な健康効果があります。ただし、カロリーは高めですし、食べ過ぎは太る原因になります。
なるべく、甘みが少なくてカカオの成分が多い高カカオチョコレートを選んで食べましょう。