人は誰でも老化します。そして、それを完全に止めることはできません。
しかし、同じ年でも若々しく見える人と老けて見える人がいるように、老化のスピードには個人差があります。
そして、老化の原因には色々とありますが、その中でも最大の原因とされるのが「活性酸素」なんですね。
ただ、あくまで活性酸素自体は人間が生きている限り少なからず発生します。これを完全に止めることはできません。そもそも、適量の活性酸素なら体にいいとも言われます。
しかし、あなたの生活習慣の中には活性酸素を大量に発生させる習慣があるんです。
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7つの原因を検証!こんな生活習慣は活性酸素を大量に発生させます
1.喫煙
まずは第一に喫煙の習慣です。
タバコを吸う人で「タバコは健康にいい」と思っている人はまずいないでしょう。なので、タバコは健康に悪いことなんて百も承知で吸っているんでしょうね。
もう想像通りだとは思いますが、タバコを吸うと活性酸素を大量に発生させます。
タバコの煙はにはニコチンやタールなど200種類以上の有害物質が含まれています。
そして、これらの有害物質が体内に入ると白血球がこれを取り除こうとするんですね。その時に活性酸素が発生するんです。
当然、受動喫煙でも同じですので周囲の方も影響を受けてしまいます。
2.お酒の飲み過ぎ
適量のお酒は健康にいいようです。
昔から「酒は百薬の長」とよく言われますからね。
しかし、これはあくまで適量のお酒なんです。そして、その適量とは多分あなたが考えているよりもはるかに少ないです。
休肝日は必要か?無意味・不要との説もあるけど本当はどうなの?
にも書きましたが、医師であり医療ジャーナリストでもある森田豊さんによると、ビールの場合で日本人の適量は1日に中ビン1本(500ミリリットル程度)ぐらいなんですね。
これぐらいの量だと休肝日を取る必要もないし、お酒は健康にいいようです。しかし、適量を超えた過度の飲酒は肝臓でアルコールを分解する時に活性酸素を発生させます。
お酒の飲み過ぎはダメだということです。
3.食べ過ぎ
お酒の飲み過ぎが活性酸素を発生させるように「食べ過ぎ」も活性酸素を発生させます。
何でもそうですが、
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
なんですよ。食事は腹八分目にしましょう。
なお、腹八分目の食事であっても「食品添加物」は活性酸素を発生させる原因なのでなるべく摂らないようにして下さい。
4.激しい運動
意外に思われる人も多いかもしれませんが、激しい運動は活性酸素を発生させます。
ウォーキング程度の運動なら問題ありませんが、ハードなジョギング・ランニングは活性酸素を過剰に発生させます。
ただし、仮にハードなジョギング・ランニングで大量の活性酸素を発生させたとしても、それを上回る様々な健康効果がある。
という考えもあるでしょうし、この辺りは人それぞれです。
ただ、ウォーキングよりもハードなジョギング・ランニングの方が大量の活性酸素を発生させる。という事実だけです。
5.紫外線
一昔前、夏は小麦色に焼けている方が健康的と言われました。しかし、最近では女性は勿論、男性でも紫外線対策をしている人は少なくありません。
よくテレビの健康番組で見かける南雲吉則先生は「男の日傘」を推奨しています。
これらのことで分かるように、紫外線を浴びると活性酸素が発生します。
そして、この活性酸素が「シミ」・「シワ」の原因になるのは言うまでもありません。皮膚がんのリスクも高まります。
6.大気汚染
最近は以前ほど中国のPM2.5の話題が出ませんが、少しはましになったんでしょうかね。
それはともかく、工場から出る煙などの大気汚染は有害物質なので活性酸素を増やします。
7.ストレス
ストレスも活性酸素を増やす原因です。
だと言って、ストレスを解消するためにアルコールを飲みすぎると、これもまた活性酸素を増やす原因になるので注意が必要です。
最後に
人によっては、かなり当てはまる人もいるでしょう。
今後は少しずつでも活性酸素を増やす生活習慣を改めていくことで、老化のスピードを遅らせて下さいね。
なお、こちらもご覧ください。
活性酸素を除去してくれる食べ物は何?野菜や果物・ポリフェノールは?