2017年の造幣局の桜の通り抜けに本日4月12日に行ってきました。
通り抜けは昨日から始まったので2日目になりますが、やはりまだつぼみの桜が多かったです。半数以上の品種はまだ見頃前といったところでした。
今年の日程の4月11日から17日というのは約1ヵ月前に決定しましたが、その時の予想以上に開花が遅れているんでしょうね。
とはいっても、全部で134品種もありますし、もうすでに見頃の桜もそれなりにはありましたので、じゅうぶんに楽しめました。
ただ、今年の花に選ばれた鬱金(うこん)がまだ開花していなかったのは残念でした。
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今日はまだつぼみの桜が多く見頃は週末になりそうです
造幣局の桜の通り抜け入口です。今年(2017年)は4月11日(火)から17日(月)までになります。
通り抜けの禁止事項です。
- 飲食禁止
- 禁煙
- 自転車バイク乗り入れ禁止
- ペット持ち込み禁止
通り抜けの案内図です。全長560メートルで一方通行になります。
通り抜けに入場したところです。まだまだつぼみの桜が多いです。
つぼみの桜です。
つぼみの桜が続きます。
とはいっても、見頃になっている桜もあります。
これは北海道の松前で育成された八重桜の紅笠(べにかさ)です。淡紅色の大輪を咲かせます。
これも見頃の桜です。
笹部桜(ささべざくら)です。水上勉の小説「桜守」のモデルとなった笹部新太郎氏が創成した桜です。花弁数が約14枚あります。
大提灯(おおぢょうちん)です。
桐ケ谷(きりがや)です。鎌倉桐ヶ谷にあった桜で一重八重の美しい花を咲かせます。
衣笠(きぬがさ)です。
駒繋(こまつなぎ)です。
京都御室仁和寺にある里桜の御室有明(おむろありあけ)です。淡桃白色の花を咲かせます。
二度桜(にどざくら)です。花の内側にもつぼみができる二段咲きで、内側の花がやや遅れて咲くのが特徴です。
八重の中に一重が混じる珍しい桜の黒田百年(くろだひゃくねん)です。
朱雀(しゅじゃく)です。
静岡県伊豆市の最福寺にある伊豆最福寺枝垂(いずさいふくじしだれ)です。
雨情枝垂(うじょうしだれ)です。詩人である野口雨情氏の庭にあったことからこの名前が付けられました。
北海道の松前町で育成された紅豊(べにゆたか)です。濃紅色の豊かな重弁の花を咲かせます。
御殿匂(ごてんにおい)です。
東京の荒川堤にあった雨宿(あまやどり)という桜です。葉のかげに花が咲く様子が雨宿りをしているように見えるので、この名前が付けられました。
思川(おもいがわ)です。栃木県小山市の修道院にあった十月桜の種から育成されました。
夕暮(ゆうぐれ)です。夕暮れに美しい桜と言われています。
八重紅大島(やえべにおおしま)です。大島桜系の一品種で淡紅色の花を咲かせます。少し香りがあります。
幸福(こうふく)です。北海道の松前町法幢寺にあった八重桜の種から誕生した桜です。
5本あった株から幸運にも1本だけ生き抜いたことから、この名前が付けられました。
白妙(しろたえ)です。東京の荒川堤にあった大島桜系の里桜の一種です。
太白(たいはく)です。日本からイギリスに渡った桜ですが、日本で品種が途絶えたので、昭和5年にイギリスの桜の収集家イングラム氏からつぼみが寄贈されて育成されました。
2017年の今年の花は鬱金(うこん)です。ショウガ科のうこんの根の色に似た淡黄緑色の花を咲かせます。
しかし、鬱金は見頃ではありませんでした。
箒桜(ほうきさくら)です。ヤマザクラとシナミザクラとの間に生まれました。
竹ぼうきを逆さに立てたような樹形を作ります。
御車返(みくるまがえし)です。東京の荒川堤にあった大島桜系の里桜です。
その昔、この桜の花が一重か八重なのかを確かめるために、車を引き返したという話からこの名前が付けられました。
黄桜(きざくら)です。
造幣局の桜の通り抜けで観桜した後は大阪城公園へ向かいます
公園降り口を出て右に進みます。
屋台付近の桜(ソメイヨシノ)は満開です。
屋台の間をしばらく進み、川崎橋への階段を上ります。
大阪城団体バス乗降場方面へ曲がります。
川崎橋を渡ります。前方に大阪城が見えてきました。
川崎橋を渡った対岸の公園の桜です。少しちらっと葉が見えますが、ほぼ満開です。
同じく、対岸の公園の桜です。造幣局側が屋台でにぎやかのに対し、こちら側では静かに桜を愛でることができます。
こちらから、先ほどまでいた造幣局側の桜を望みます。
京阪電車の下をくぐる地下道へと進みます。
地下道から大阪城へ。
ここから大阪城公園までは400メートルです。
大阪城公園に到着です。
2017年4月12日現在の大阪城公園の桜です
おもいでの森の桜です。こちらは少し葉が目立っていました。
大阪城と桜です。ほぼ満開です。
山里口出枡形前の桜です。こちらもほぼ満開です。
天守閣入口前の桜です。ほぼ満開です。少し葉が見えますがほとんど目立たない程度です。
桜門付近の桜です。
天守閣南側の水のない内濠の桜です。
別角度から見た内濠の桜です。とてもきれいです。
西の丸庭園前に咲いている枝垂れ桜です。こちらもきれいですね。
西の丸庭園に入ってすぐのところの桜です。西の丸庭園の桜も、少し葉が見えますがほとんど目立たない程度なのでほぼ満開と言っていいでしょう。
大阪城がよく見えるお花見に絶好のスポットです。もう見頃が過ぎていると思われているのかあまり人がいません。
同じく、西の丸庭園のお花見スポットです。
天守閣から玉造口を出て大阪城音楽堂へ向かう付近の桜です。大阪城公園の中では一番開花が早い場所とあって、このあたりはかなり葉が目立ちます。
というわけで、大阪城公園の桜は一部をのぞきまだまだ見頃が続いていました。
最後に
桜の通り抜けの今年の見頃は週末になりそうです。
ただ、当初の天気予報ではあいにくの天気になりそうだったんですね。それが、4月14日午後5時発表の予報では、15日(土)16日(日)とも晴れになりそうです。
ぜひ素敵な桜を楽しんできてください