疲労

ビタミンは三大栄養素であるタンパク質・糖質・脂質のように多くの量は必要としませんが、体の機能を正常に保つためにも、絶対に欠かすことのできない栄養素です。

そして、そのビタミンは水溶性ビタミン9種類と脂溶性のビタミン4種類の合計13種類あります。

当然、どのビタミンも大切で欠かすことはできませんが、その中でも特に日本人に欠かせないビタミンがあるんです。

それは、

「ビタミンB1」

です。

なぜならば、日本人の多くは白米を主食としてるからなんです。

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ビタミンB1を摂ることでで体に蓄積した疲労を回復

人が日々活動するためにはエネルギー源が必要です。

そして、そのエネルギー源は糖質が主体となって担っています。

しかし、糖質だけではエネルギーとして機能してくれません。糖質にビタミンB1が作用することによって初めて糖質はエネルギーとしての働きをしてくれるんです。

あなたは、毎日食べるご飯は白米ですか?それとも胚芽米や玄米ですか?

あなたが、胚芽米や玄米を食べているのであればいいのですが、白米を食べているのであれば、もしかするとビタミンB1不足になっているかもしれません。

なぜなら、ビタミンB1は米の胚芽部分に多く含まれていて、白米ではその部分が取り除かれているからです。

しかしながら、私は白米がダメだとか食べるなと言っているわけじゃありません。白米にはビタミンB1が少ないと言っているだけです。

したがって、白米を食べている人はおかずでビタミンB1をしっかりと摂らなければなりません。

なお、ビタミンB1が極度に不足すると、神経障害により下肢がしびれる脚気(かっけ)という病気になることがあります。

病院での検査で、よくハンマーのような器具でヒザを叩かれたりしますね。そしてピクンと足が動けば問題ないんですが、動かなければ脚気を疑われます。

ちなみに、精米された白米を食べる習慣が広まった江戸時代には、「江戸患い」といって脚気が広まりました。

第13代将軍の徳川家定や第14代将軍の徳川家茂は脚気で亡くなられたそうです。同じく江戸時代の第115代桜町天皇も脚気で崩御されています。

今の日本では、例え白米を食べていたとしても、脚気になるぐらいビタミンB1が不足することはまずないでしょう。

しかし、あなたが毎日きちんと寝ているにもかかわらず、なかなか疲労が回復しないのであれば、ビタミンB1が不足している可能性があります。

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ビタミンB1が不足していることにより、糖質がエネルギーとして機能不足になり疲れを引き起こすんです。

そして、細胞内に乳酸がたまるようになり、さらに疲労は蓄積されていきます。

深田恭子さんが出演しているこんなコマーシャルがあります。

「しっかり寝たはずなのに、朝からカラダがだる重」

「フルスルチアミンが届く、効く。」

と言ってますね。

このフルスルチアミンというのはビタミンB1誘導体で、ビタミンB1を効率よく体内に吸収し筋肉や神経組織に行き渡らせる働きをします。

このことからもわかるように、ビタミンB1には疲労回復効果があるのです。

ストレスやお酒はビタミンB1の消費をさらに増やします

現代社会では、多くの日本人が何らかのストレスを抱えているといっても過言ではないでしょう。

そして、そのストレスはビタミンB1を多く消費させるんです。

さらに、お酒を飲むことによってもビタミンB1は消費されます。

ですので、ストレス解消のためにお酒を飲むのは、何のこっちゃ分からないということになりますね。

と言うわけで、お酒を飲む時にはビタミンB1が多く含まれる食事を摂りましょう。

では、どんな食べ物にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか。

まず、第一に上げられるのが豚肉ですね。それも、ロース肉よりもヒレ肉やモモ肉の方が多く含まれています。

後は、ウナギや大豆製品(納豆・豆腐)にも多いです。

なお、主食系では胚芽米や玄米にビタミンB1が多いのは先ほど書きましたが、そばにもビタミンB1が多く含まれています。

アリシンって何?なぜ一緒に摂れば健康効果がアップするの?

ビタミンB1は水溶性ビタミンなので、調理をする時は流れ出た煮汁まで食べられる料理にすると効率よく摂ることができます。

ですので、ゆでるよりも煮る方がいいですね。

そして、ビタミンB1は「アリシン」という成分と一緒に摂ることにより健康効果はさらにアップします。

ビタミンB1とアリシンが合わさることにより「アリチアミン」という物質に変化し、小腸からの吸収効率が高くなります。

なお、アリシンはニンニク・ニラ・玉ネギ・ネギなどの食材に多く含まれています。なので豚肉とこれらの食材が合わさった豚ニラ炒めなどのスタミナ系料理は、疲労回復に最適な料理と言えますね。

餃子なんかも豚肉とニンニクやニラが含まれているので、これもまた理にかなった料理です。

最後に

ビタミンB1誘導体が成分に含まれたアリナミンAという疲労回復薬があることで分かるように、ビタミンB1には疲労を回復するなどの健康効果があります。

疲れがひどい場合は、このような薬を飲むのもいいでしょう。

私の場合では、ビタミンB1とアリシンが豊富な餃子を食べてビールを飲んで後はぐっすり眠りますね。

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