金峯神社の拝殿

吉野水分神社参拝の後は、さらに登って金峯神社に向かいます。

金峯神社も吉野水分神社と同じく世界遺産の登録資産です。そして同じく冬季でバスが近くを走っていませんので、車で行く以外は歩いて行くしか参拝できません。

これまでの道は細い道でしたが、ところどころ生活感もある道でした。しかし、吉野水分神社を過ぎると道は一気に山道っぽくなります。

とは言っても、道は舗装されていますし細い道とはいえ車も通れる道なので、登山という感じではありません。

距離は1.6Kmです。登りなので20分ぐらいはかかるでしょう。

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金峯神社は吉野山の奥深く、黄金の鉱脈の上に建っています

吉野水分神社から金峯神社への山道

前方に修行門が見えてきました。

山上ヶ岳(大峯山)山頂の山上蔵王堂までの間には、金峯山四門として、

  1. 発心門
  2. 修行門
  3. 等覚門
  4. 妙覚門

の四つの門がありますが、この修業門は、二つ目の門になります。

一つ目の発心門は、ロープウェイ吉野山駅から金峯山寺までの間にある銅の鳥居(かねのとりい)です。

修行門

修行門をくぐり参道を歩いていきます。

金峯神社に到着

5分ほど歩いて金峯神社に到着です。土曜日ですがシーズンオフの2月ということもあって、私以外誰一人いません。

では、由緒ある世界遺産の古社を一人占めさせてもらいます。

金峯神社の由緒看板

金峯神社の由緒看板です。

御祭神として、吉野山の総地主の神である金山彦命(かなやまひこのみこと)を祭っています。

この辺りから大峯山にかけては、古来から地下に黄金の鉱脈が走っていると信じられていたそうです。

金峯神社はまさにその黄金の鉱脈の上に建っているということですね。

手水舎

手水舎です。古社の趣があります。

金峯神社の拝殿

金峯神社の拝殿です。

公式ホームページが無いので、創建の経緯や拝殿や本殿のことなど何も分かりませんが、とても厳かな気持ちで参拝できる雰囲気のいい神社です。

なお、平安時代の歴史物語である栄花物語には藤原道長が参拝したことが書かれていて、その頃にはすでに多くの信仰を集めていたようです。

そして、藤原道長による円筒形の経筒が金峯山経塚から出土し、国宝に指定されています。

義経隠塔への道

お兄さんの源頼朝に追われた源義経が逃げ込んだとされる義経隠塔へ向かいます。

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義経隠塔

義経隠塔までは徒歩2~3分ぐらいです。こんな吉野の山奥まで逃げ込んだんですね。

しかし、逃げ込んだ義経は追っ手に見つかってしまい、屋根を蹴破って外に逃げました。

そのことから、「蹴抜けの塔」とも言われます。

吉野なる深山の奥のかくれ塔 本来空のすみかなりけり

そして、この塔は修験道の修行場の一つです。

この塔には窓一つありませんので、扉を閉めると真っ暗で何も見えません。

修行者は、その状態で神官の先導により、

「吉野なる深山の奥のかくれ塔 本来空のすみかなりけり」

と唱えながら境内を巡る行をするそうです。

義経隠塔の入口

義経隠塔の後ろ側にまわります。こちら側に階段があって入口のようです。

休憩所

境内にある休憩所のような建物です。誰一人いません。

トイレ

境内にはトイレもあります。しかし、冬季のため入口は閉鎖されていました。

この時期は、水道管の凍結があったりしますので、しかたないでしょう。

西行庵への道

西行庵へは金峯神社の右奥の道から行くことができます。

金峯神社から西行庵への案内図

金峯神社から西行庵への案内図です。桜の時期は一方通行になっているんですね。

なお、今回は西行庵へは行きませんでした。

金峯神社からの距離

ということで、金峯神社の参拝は終了です。

ここから近鉄の吉野駅までは距離にして6.6Kmです。下りですので1時間から1時間半ぐらいでしょう。

最後に

吉野へは桜の季節には何度も行きましたが、冬の吉野は10日程前と今日が初めてでした。

今日は2月とはいえ平日ではなく土曜日なんですが観光客は少ないです。

金峯山寺付近にはまだ人はいましたが、竹林院を過ぎて上千本・奥千本となると、ほとんど人は見かけません。

桜や紅葉の時期もいいでしょうが、静かな気分でじっくりと参拝するなら冬の吉野もいいですよ。

金峯神社(きんぷじんじゃ)

金峯神社の詳細情報

御祭神 金山彦命(かなやまひこのみこと)
所在地 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
TEL 0746-32-3012
アクセス ロープウェイ吉野山駅下車徒歩約1時間45分
バス「奥千本口」徒歩5分
H.P 公式ホームページ無し
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