開山堂

過去に醍醐寺には数回来ていますが、今までに行くことがなかった上醍醐に今回初めて行くことにしました。

そもそも醍醐寺は、貞観16年(874年)に聖宝理源大師が醍醐山の山上にお堂を建立し、准胝、如意輪の両観音像を安置したのが始まりです。

ですので、上も下もあわせた山一つが醍醐寺だということになります。

なお、上醍醐ですが、以前は女人禁制だったそうです。現在は男女ともに登れますが、その結界となる場所に女人堂があり、上醍醐に登るにはここで600円の入山料を支払わなければなりません。

ただし、下醍醐(三宝院・霊宝館・伽藍)の拝観券を持っている場合は500円になります。

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山頂からの展望はいいですが桜は見えません

上醍醐へのゲート

上醍醐へのゲートです。伽藍エリアから外に出ることになり再入場はできません。帰りは伽藍の外周を回り西大門(仁王門)前に戻ります。

女人堂前の鳥居

鳥居をくぐり女人堂で入山料を支払います。

1時間の登り坂

上醍醐へは1時間の登り坂になります。

竹製の杖

登り口には竹製の杖が用意されています。登りはともかく下りはあったほうが膝への負担が軽減すると思います。

私は使いませんでしたが、下りはあったほうがよかったなと少し後悔しました。

醍醐の花見に関連する場所

少し登ると醍醐の花見に関連する平地というか空き地のような場所があります。

醍醐の花見についての説明

醍醐の花見についての説明があります。とはいえ、この空き地らしき場所からは木にさえぎられて下醍醐は全く見えませんし周囲を見渡しても桜は咲いていません。

脇に清流が流れている道

脇に清流が流れている道を登っていきます。

階段を登る

このような階段を登っていきます。

休憩場所前の登り

十六丁の休憩場所前の登りです。ここを登ればベンチがあります。

十六丁

十六丁につきました。ちなみに、上醍醐へは一丁から始まって山頂が二十丁らしいですが、私はこの十六丁以外特に気が付かなかったというか見ていません。

十六丁にあるベンチ

十六丁にあるベンチです。ここまではずっと登りでしたが、ここからは下ったり登ったりを繰り返しながらさらに登っていきます。

なお、二十の内の十六だということは8割が終わって残りは2割の計算になりますが、まだここから結構歩きましたので、残りは3割~4割以上あったように思います。

しばらくするとトイレがありますが、ここを過ぎるとこの上にはトイレがありません。トイレから山頂への往復で一時間前後はかかるでしょう。

清龍宮拝殿

国宝の清龍宮拝殿(せいりゅうぐうはいでん)です。

清龍宮は醍醐寺の鎮守社になります。

創立は平安時代の寛治2年(1088年)。現在の建物は室町時代の永享6年(1434年)の再建で、山の斜面の上に建物を柱と貫で固定する懸造り(かけづくり)の構造です。

清龍宮拝殿の説明

清龍宮拝殿の説明です。

醍醐水

醍醐水です。

醍醐寺の開基である聖宝・理源大師が霊力によって発見した霊泉で、醍醐寺の名前の由来にもなっています。

今でも飲むことができるそうですが、この時はそうとは知らず飲みませんでした。

醍醐水の説明

醍醐水の説明です。

醍醐山全景鳥瞰図

醍醐山全景鳥瞰図です。山の中に数々のお堂が建ち並んでいるのがよくわかります。

前方に桜

本来のルートは右斜め上なんですが、前方に桜が咲いているようなので行ってみます。

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唯一の桜

桜が咲いていました。

今回、上醍醐で見た唯一の桜です。

山頂まで約15分

山頂まではあと約15分です。

薬師堂

国宝の薬師堂です。平安時代の延喜13年(913年)に創建されました。

本尊は国宝の薬師三尊像ですが、保全管理のため現在は霊宝館平成館に移されています。新たな本尊は移された国宝の本尊とほぼ同じ大きさの薬師三尊になります。

薬師堂の説明

薬師堂の説明です。

五大堂

五大堂です。平安時代の延喜13年(913年)に醍醐天皇の御願堂としての創建されましたが、過去に数度の災の憂き目にあいました。

現在の建物は昭和15年の再建によるもです。

本尊の五大力尊は、五大力さんとの通称で尊崇される、

不動明王(中央)
大威徳明王(西方)
軍荼利明王(南方)
降三世明王(東方)
金剛夜叉明王(北方)

の五大明王の総称になります。

五大堂の説明

五大堂の説明です。

醍醐山頂

標高450メートルの醍醐山頂に到着しました。1時間半ぐらいかかり、想像以上にしんどかったです。

お参りし写真を撮りながら登りましたが、仮に何もせず登ることだけに専念したとしても1時間近くはかかったと思われます。

白河皇后陵(上醍醐陵)への下り道

山頂から少し下り道を進むと、写真はありませんが白河皇后陵(上醍醐陵)があります。

山桜?

山頂にあるこの木は咲いていませんが山桜ですかね~?

とにかく、この山頂も含めて桜が咲いているのを見たのは、先ほども書きましたが1度だけでした。

そもそも上醍醐に桜は植えられているのでしょうか?まだ咲いていないのか、桜自体が無いのかよく分かりません。

そして、山の中から今見てきた下醍醐の桜を見おろすことができるのかな。と思っていましたがそんな場所はありませんでした。

醍醐寺と共に秀吉の花見で有名な奈良の吉野山では、山の上の「上千本」から中腹の「中千本」や山麓の「下千本」の桜を見ることができるのですが、醍醐山は違うようです。

開山堂

山頂にある開山堂です。

醍醐寺の開基である聖宝・理源大師を奉安したお堂で、理源大師の弟子である醍醐寺第一世座主の観賢僧正によって建立されました。

後に火事により焼失し鎌倉時代に再建されましたが荒廃してしまいました。

現在あるお堂は桃山時代の慶長11年(1606年)に豊臣秀頼により再建されたものです。

お堂の中には、聖宝・理源大師像を中央に、左に弘法大師像、右に観賢僧正像が安置されています。

開山堂の説明

開山堂の説明です。

如意輪堂

開山堂と同じく、山頂にある如意輪堂です。

聖宝・理源大師が貞観18年(876年)に准胝堂と共に最初に建てたお堂です。

現在あるお堂は桃山時代の慶長11年(1606年)に再建されたもので、本尊の本尊如意輪観音と毘沙門天、吉祥天が祀られています。

如意輪堂の説明

如意輪堂の説明です。

醍醐山頂からの展望

醍醐山頂からの展望です。この日は少し曇っていたのであまりよく見えませんでした。

以上で、上醍醐への登拝は終了です。

この後は先斗町のお店に食事の予約を入れているので、その前に祇園白川の桜を見に行きます。

辰巳大明神と桜

辰巳大明神前です。ここは京都らしい風情が漂う場所で桜も本当にきれいです。

観光客急増のため、今年から夜桜ライトアップが中止になったそうですね。

この日も人が多かったです。

祇園巽橋と桜

祇園巽橋と桜です。

白川と桜

白川と桜です。

最後に

醍醐寺の桜は豊臣秀吉が愛しただけあって本当にきれいでした。

次はまだ見たことがない豊太閤観桜行列を見てみたいですね。

なお、秀吉と桜と言えば、醍醐寺とともに吉野も有名です。その吉野の桜を見に行った時のことをコチラに書いています。

2017年の吉野の桜~満開の下千本から7分咲きの中千本へ

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