ミツバチ

ミツバチが花から集めた蜜で作るはちみつは、世界中で古くから食品や薬として使われてきました。

歴史はとても古く、1万年前には養蜂が始まっていたようで、スペインのアラニア洞窟にある1万年前の壁画には採蜜している女性が描かれています。

日本では日本書紀に養蜂の記述があったり、今昔物語でも蜂に関する記述がありますが、本格的に養蜂が始まったのは江戸時代からのようです。

はちみつは、薬として使われていたぐらいなので様々な健康効果が認められています。

では、そのはちみつの健康効果はどのようなものなのか、検証してみましょう。

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短時間でエネルギーとなり疲労回復に最適

はちみつの成分の約80パーセントは糖分で、果糖(フルクトース)とブドウ糖(グルコース)で構成されています。

これらの糖は、これ以上分解されることのない構造が単純な単糖類と呼ばれ、体内に入ると短時間で吸収されてエネルギーに変換されます。

そして、消化も良く胃腸への負担が少ないので、効率よく栄養とエネルギーを摂ることができます。よって、体が弱っている時やスポーツの後などの疲労回復に最適ですね。

また、ブドウ糖は脳のエネルギー源になるので、勉強で疲れた時などにもオススメです。

なお、同じく疲労回復に良いとされるクエン酸は、はちみつと相性がいいので一緒に摂ることにより、相乗効果が見込めます。

クエン酸はレモンなどの柑橘類や黒酢・梅干し・イチゴ・パイナップルなどに含まれます。

強力な殺菌力で様々な菌の動きを抑制する

ミツバチ吸った花の蜜の糖分はショ糖(スクロース)ですが、酵素によりブドウ糖と果糖に分解されます。そして、さらにブドウ糖に酵素が加わることによりグルコン酸に変化します。

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グルコン酸は抗菌力が高いので、はちみつには強力な殺菌力があるのです。

実際に、チフス菌は48時間、パラチフス菌は24時間、赤痢菌は10時間で死滅します。

このようなことから、古代からはちみつは様々な薬効があるとされ、近代に科学的な検証を行ったところ、一定程度の信憑性はあることが認められています。

腸内環境が良くなり便秘や下痢の予防や解消になる

はちみつにはグルコン酸やオリゴ糖が含まれており、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増加させてくれる働きをしてくれます。

そして、善玉菌が増えることにより腸内環境が良くなるので、便秘や下痢などの予防や解消につながります。

優れた抗酸化作用で活性酸素を除去してくれる

はちみつには、活性酸素を除去してくれるポリフェノールの一種のフラボノイドが豊富に含まれています。

フラボノイドは優れた抗酸化作用があり、ビタミンやミネラルも豊富なので、美容・美肌・老化防止に効果を発揮してくれます。

貧血気味の人への鉄分補強になる

はちみつには鉄分が比較的多く含まれており、貧血気味の方への鉄分補給の食品としてもすぐれています。

さらに、造血に欠かせないビタミンといわれるビタミンB群も含まれているので相乗効果が期待できます。

貧血気味の方は栄養やエネルギーが不足している人が多いので、はちみつはうってつけの食品と言えるでしょう。

最後に

はちみつは、1万年前の古くから食品や薬として使われてきたことからでも分かるように、健康効果がとても高い食品です。

ただ、天然のはちみつにはボツリヌス菌が混入している可能性が指摘されています。

ボツリヌス菌は土壌に含まれる菌なので、土で育つ花の蜜が原料になるはちみつには混入を完全に排除できません。

ですので、胃腸が未発達な1歳未満の乳児には、はちみつを与えないように。という通達が国から出されています。

くれぐれも、1歳未満の乳児にはちみつを与えないようにして下さい。

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