しょうが

しょうがといえば、日本ではお寿司のガリや冷奴のおろししょうがなど、脇役的に使われることが多いですが、実はしょうがには主役級の様々な健康効果があることが分かっています。

そもそも、しょうがはインドや中国では医薬品として使われていて、今でも約半数の漢方薬にしょうがが使われているほどです。

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こんなにもあった、しょうがジンゲロールの健康効果

栄養素には、タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素がありますが、最近はそれにプラスして、「食物繊維」が第6の栄養素。そして、「フィトケミカル」が第7の栄養素と言われるようになりました。

フィトケミカルは機能性成分とも言われ、野菜や果物などに含まれています。トマトの「リコピン」やブルーベリーの「アントシアニン」などが、よく知られています。

そして、しょうがには、辛み成分である「ジンゲロール」というフィトケミカルが含まれているんですね。

しょうがは、中国では漢方薬にも使われたり、世界中でその薬効が珍重されています。

そのことで分かるように、しょうがのジンゲロールには健康効果がいっぱいあるんです。

冷え症を改善する保温効果

「冷えは万病のもと」とよく言われます。

ジンゲロールには、冷えなどで細くなった血管を拡張させて、血行をよくする働きがあります。

人が血行不良になるのは、プロスタグランジンという物質が原因の一つだと言われていますが、ジンゲロールはそのプロスタグランジンの働きを抑えることにより、血流が改善されます。

その結果、体温は高くなり保温効果もあるので、冷え症が原因の腰痛やひざ痛、頭痛や肩こりの症状の緩和にも効果があると言われています。

免疫力を活性化し向上させる効果

ジンゲロールには、血液中の白血球の数を増やし免疫力を活性化し向上させる効果があります。

また、ジンゲロールは血流を改善し体温を高くする効果がありますので、このことでも免疫力はアップします。

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人は1℃の体温低下で、代謝が10パーセントほど落ち、白血球の働きなどの免疫力は30パーセント以上低下すると考えられています。

これらのことにより、ジンゲロール摂取によって様々な病気になるリスクを低くします。

殺菌・殺虫効果

お寿司につきものの「ガリ」はまさしく、この殺菌効果を生かしたものだと言えるでしょう。ガリによって魚の臭みを消したり、食中毒も予防することができます。

食中毒の原因である寄生虫のアニサキスは、しょうが汁につけておくと死滅するそうです。

また、風邪や肺炎などの原因になる細菌類にも効果があります。

基礎代謝を上げることによるダイエット効果

基礎代謝を上げると痩せやすくなると言われます。

通常、基礎代謝を上げるには運動で筋肉量を増やさなければなりませんが、食事により体を温めても代謝は上がります。

ジンゲロールによる血流改善の温め効果により基礎代謝が上昇しますので、消費エネルギーが増え、ダイエット効果につながります。

抗酸化作用による老化防止の効果

老化の原因の一つとして「活性酸素」が上げられます。

そして、人は生きている限り、常に活性酸素の影響を受け続けます。

活性酸素の影響を受けると、体の細胞は酸化するんですね。分かりやすくいうと、体がさびるんです。

しかし、酸化を防いでくれる抗酸化作用がある食べ物を摂ることにより、その影響は軽減されます。

ジンゲロールには抗酸化作用があり、体の酸化を抑えてくれるので、老化防止につながります。

咳やのどの痛みを抑える効果

ジンゲロールや同じくしょうがに含まれる香り成分のガラノラクトンには、しょうが入りのど飴が売られていることでも分かるように、鎮咳作用があり咳や喉の痛みを抑える効果があります。

コレステロールの値を下げる効果

コレステロールは、胆汁酸の原料になります。ですので、胆汁酸の生成によりコレステロールが少なくなります。

ジンゲロールには胆汁の排泄を促す効果があるので、そのことによりコレステロールの値は下がります。

最後に

漢方薬によく使われていることもあって、やはりしょうがには、健康効果がいっぱいありました。

しょうがは、冷蔵庫に常備しておきたい食べ物ですね。

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