西行庵

本日4月13日(木)の奥千本は、4月14日が開花予定なので現在まだ蕾の状態です。

ですので桜を愛でることはできませんが、天気もいいですしハイキングがてら春の訪れを待つ奥千本を歩きます。

私自身、金峯神社までは何度か行ったことがありますが、そこより奥へは行ったことがないので今回初めて行ってみることにします。

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世界遺産の金峯神社から西行庵へと奥千本を歩く

奥千本口バスのりば

奥千本口バスのりばに到着です。ここから奥へは歩いていかなければなりません。

修行門

バスを降りるとすぐそこには修行門の鳥居があります。

この修行門は、

  1. 発心門(銅の鳥居)
  2. 修行門
  3. 等覚門
  4. 妙覚門

とある金峯山四門の二つ目の門になります。

なお、修行門の左側に青い車が写っていますが、そちらへ進むと10台程度停められる駐車場があります。

金峯神社への参道

修行門をくぐり金峯神社への坂道の参道を登ります。

参道をさらに登る

参道をさらに登ります。

金峯神社に到着

約500メートルほど登ると金峯神社に到着です。

タクシー

何と金峯神社にタクシーがやってきました。修行門からは車両進入禁止のはずですがタクシーは例外なんですかね。

拝殿

拝殿です。

金峯神社には吉野山の総地主の神である金山彦命(かなやまひこのみこと)が祀られています。

創建の経緯などはよく分かっていませんが、平安時代に書かれた栄花物語には藤原道長が参拝したことが記されています。

なお、金峯神社の「金峯」とはこの辺りから大峯山にかけての総称で、古来からこの地下に黄金の鉱脈があると信じられていたそうです。ですので金峯神社は黄金の上に建っているということになりますね。

社務所

社務所です。観桜期などは人がいますが、シーズンオフは無人になるようです。

赤の軽自動車はたぶん神主さんのでしょう。一般の参拝者がここまで車で来ることはできません。

義経隠塔へ向かう

社務所の横から義経隠塔へ向かいます。

義経隠塔

義経隠塔は歩いて2~3分のところにあります。

兄に追われた源義経が弁慶らとともにこの中で身を隠したと言われています。

中は真っ暗で現在は修験道の修行場の一つとして使われているようです。

義経隠塔から左奥へ進む

義経隠塔から左奥へ進むと展望台があり、その下に駐車場があります。

駐車場

駐車場です。10台程度停められそうです。この場所へ行くには修行門の左側の道を進んでください。

西行庵への案内図

金峯神社の右奥から西行庵や苔清水などへ行く道があり案内図があります。

ここから西行庵まで徒歩約20分で戻ってくるのにも20分かかります。なお、観桜期は時計と反対周りの順路で歩くようなっています。

そして、滑りやすく危険な区間もありますので十分注意して歩いてください。

なお、この間トイレはありません。トイレは金峯神社の境内にあります。

石畳の道

まずはこのような石畳の道を歩いていきます。

舗装されていない道

舗装されていない道です。

山肌を縫うように進む

そして、山肌を縫うように進みます。

西行庵に到着

西行庵に到着しました。

西行は平安時代末期から鎌倉時代にかけての歌人で、この庵で3年ほど過ごしたそうです。

西行庵ともみじや桜の木

桜はまだつぼみの状態です。この辺りには桜ともみじの木があるようです。

手前の大きい木は多分もみじでしょう。

西行庵と西行の像

西行庵の中には西行の像が安置されていています。

休憩所

西行庵がある広場には休憩所のような建物があります。

休憩所から見た風景

休憩所から見た風景です。

西行庵から苔清水への道

そして、西行庵を後にして苔清水へ向かいます。ただこの道が高所恐怖症の私にとってはかなり恐怖を感じる道でした。

道幅が狭く片方が斜面になっていています。だからこの道が観桜期には一方通行になっているんですね。

ただ、私はかなりの高所恐怖症なので恐怖を感じましたが、まわりを見ている限り皆さんすたこらと何事もなく歩いていました。なので普通の人なら特に何も感じずに歩けるとは思います。

この道の辺りは写真で見てもらえば分かるように、木が伐採されていて何もないんですね。別に断崖絶壁でもないのですが、木がないハゲ山な分すとんと下まで落ちそうで恐怖を感じるんです。

もし、この場所に木があって下に草が生えていたら多分恐怖は感じなかったと思います。

というわけで、かなりへっぴり腰になりながらでしたが、何とかこの道をクリアして前に進みました。

苔清水

そして辿りついたのが苔清水です。

西行が、

とくとくと落つも岩間の苔清水 汲みほすまでもなきすみかかな

との歌を詠んでいます。

今も実際に水が流れ出ていますので、飲みはしませんでしたが手を洗わせてもらいました。

四方正面堂跡

そして、しばらく歩くと四方正面堂跡があります。このあたりは明治政府が神仏判然令を出すまでは大小さまざまな寺院が建てられていたそうです。

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四方正面堂跡の広場

四方正面堂跡の広場です。

なお、お弁当を食べる場合、西行庵のある広場もいいでしょうがこの四方正面堂跡の方が広場も明るくて展望もよいのでオススメです。

四方正面堂跡からの展望

四方正面堂跡からの展望です。

安禅寺蔵王堂跡

安禅寺蔵王堂跡です。この辺りにはメッセージプレート付きの献木の桜が多数植えられていました。

今も募集しているのか分かりませんが、献木の桜は1本30,000円だそうです。

宝塔院跡

宝塔院跡の案内看板です。

宝塔院跡の広場

宝塔院跡の広場です。ここも見晴らしがいいのでお弁当を食べるのにいいと思います。

宝塔院跡からの展望

宝塔院跡からの展望です。

修行門

修行門まで戻ってきました。

奥千本口バスのりばから山を下る

修行門のある場所は、ようするに最初バスで降りた奥千本口バスのりば付近です。ここからは歩いて上千本・中千本と下っていきます。

高城山展望台バスのりば

しばらく歩くと高城山展望台バスのりばに到着です。ただし観桜期はここまでバスは来ません。

高城山展望台バスのりばの駐車場

高城山展望台バスのりばには駐車場があり、4台程度停められます。

石畳を登る

展望台まで石段を登ります。この場所は紅葉の時とても美しいそうです。

高城山展望台の休憩所

高城山展望台にある休憩所です。ただし、特に何か売っているわけではありません。

高城山展望台からの眺め

高城山展望台からの眺めです。残念ながら桜はつぼみの状態で全く咲いていません。

なお、この場所は標高698メートルになります。

休憩所の左側の道から下る

登ってきた石畳の道ではなく休憩所の左側の道から下るのが近道です。下ったところにトイレがあります。

上千本は3分咲きですが中千本・下千本の展望は絶景です

水分神社

水分神社(みくまりじんじゃ)に着きました。先ほど参拝した金峯神社と同じくこの神社も世界遺産の登録資産になります。

境内の桜

境内の桜です。まだつぼみでした。

花矢倉展望台からの眺め

さらに下って花矢倉展望台です。ここからの眺めは金峯山寺の蔵王堂があり吉野らしい絶景美です。

現在、上千本が3分咲きで中千本が7分咲きなので、あと2~3日すればもっと見ごたえがあると思います。

花矢倉展望台から見た金峯山寺蔵王堂

同じく花矢倉展望台からズームアップで見た金峯山寺蔵王堂です。

花矢倉展望台の駐車場

花矢倉展望台には数台停めれる駐車場があります。

上千本の観桜ポイント

しばらく歩くと上千本の桜が多く植えられている場所になります。この写真で写っている場所は上千本公衆トイレから少し下ったところです。

今回こちらで少しゆっくりしましたが、この場所はいいですね。なぜなら展望がよくて桜がきれいなのはもちろん、すぐ近くにビールを売っていてトイレが近くにあるからです。

やはり花見の時はお酒を飲みたいですがトイレが近くにないと安心してたくさん飲めません。なのでこの場所がいいんですね。

上千本の桜

ただし、この場所は上千本になるので桜はまだ3分咲きです。

上千本から見た桜

なので手前は上千本なので桜はあまり咲いていませんが、中千本の桜が蔵王堂と一緒によく見えます。

御幸の芝前のお店

さらに下って御幸の芝に着きました。前にはお店があります。

御幸の芝

御幸の芝です。かつて後醍醐天皇がこの辺りに御幸された時に空模様が怪しくなったので、

ここはなほ
丹生の社にほど近し
祈らば張れよ
五月雨の空

と詠まれたところ、急に空は晴れわたりうららかな日和になったそうです。

御幸の芝から見た桜

御幸の芝から見た桜です。

雨師観音堂跡から見た桜

御幸の芝の向かい側にある雨師観音堂跡から見た桜です。中千本の桜を見下ろします。

そして、次は満開間近7分咲の中千本へ向かいます。

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2017年の吉野の桜~満開間近の中千本から夕暮れの下千本へ

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